あずまの自転車日記

自転車ツーリングやマンチェスターシティについて、たまに他の事も

CHAOS;CHILD 感想

こんにちは

突然ですが、僕は自転車やサッカーの他に、アニメやゲームも好きだったりします。高校までの趣味を今でも引きずってるぐらいですが。

 

なんでそんな話を始めたのかと言いますと、最近はカオスチャイルドというゲームにはまっているからです。

 

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2、3年前のゲームなのですが、今ちょうどアニメも放送中で、iOS版が2000円だったので買ってしまいました笑。まんまと乗せられていますね。

CEROはZ判定(18禁)ですが、エロじゃなくてグロの方なのでエロゲーじゃないよ!

 

前半はネタバレしないような感想で、後半は言いたい事を言いまくるようにするので、現在プレイ中やアニメを見ている方とかがもしいたら、後半は読まない方がいいと思います!(そんな人はこのブログに来ない)

 

久しぶりにADVというかゲームをやったんですが面白かったです!終わった後の寂寥感というか、あー終わってしまった…感が凄かったですね。

面白かった要因を考えてみると…

・作中の出来事を通して、主人公がちゃんと精神的に成長する

ので、かっこいい!ってなりました。(小学生並みの感想)

 

・伏線の張り方がうまかった

物語を進めていくと色んな衝撃の事実が明かされていくのですが、そのときに「あ!あ!あの時のアレってそういう事か!あ!あーー!」ってなる事が多くて気持ちよかったです。

「これ頭のいい人は気づけたなー!俺はそうやって推理する事も放棄してたけどなー!」って思いながら進めてました(笑)

 

・おっけいさん(尾上)が可愛かった

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こんな幼なじみが欲しいだけの人生だった…

これ以上はネタバレになるので後半で

 

・有村が可愛かった

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有村ほんと可愛かった〜共通ルートの終盤で一気に株が上がりましたね!いい女だった!

外見はただのかわいいJK()なんだけど、内面はどこか達観してて…って感じだと思ったんですが、有村ルートやったらそうでもないような…あれ…?

まぁ(外見が)かわいいからいいか!

 

・先が気になる展開だった

何言ってんだこいつ?って感じですよね(笑)

うまく説明出来ないんですが、進めていく中で「この後どうなっちゃうんだろう…」とか「早く真相が知りたい」と思えて、どんどんハマっていっちゃう感じでした。

最初は主人公の拓留と一緒に事件を追っていたのですが、いつしか後戻り出来ない恐怖感に苛まれるようになり、そしてどれも怪しく見えてくるという…。構成が上手いのでしょうかね?

特に共通ルートを終えた後は「え!どういう事!!え!みんなはどう思っているの!!これで終わりなの!?早くトゥルーエンド行かなきゃ!」という感じでした(笑)

 

とまぁそんな感じですが、僕の文章力だとまるで魅力を伝えられませんでした…

誰かに投げつけて、プレイ中の反応を観察したいです(笑)

2/28までダウンロード版がvita、PS4iOS共に2000円なので、興味がある人はやってみてください!(ダイレクトマーケティング)

 

〜〜ここから先ネタバレ〜〜

 

 

もう言ってもいいよね?

 

第6の事件「非実在青少女」がエグすぎるんだよーー!!!

伊藤が「もし結衣ちゃんが〜〜しても俺が直してやるよ。」とかいきなり言いだしたときは、「へ?」と自然に声が出てしまいました。

そんで現場行ったらバラバラだし全部個別にプレゼントボックスに入ってるし何考えてんだよもーきついきついって感じでしたね。

 

あとは、2周目以降の個別ルート終わった後の演出で、暗転した画面のままおっけいさんが話しかけてる所がびっくりしました!

どのルートも結局「おっけいさんが演出する拓留へのゲーム」である事は変わらないですからね、それを強く印象づける演出だったと思います。

 

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各ルート毎に感想を

・共通ルート【over sky end】

え、えぇ〜?これでいいの??罷り間違っても1周目から大団円なんて無いとは思ってたけど、これ下手したらバッドエンドじゃん…尾上を「普通の女の子」に改変出来てなさそうだし

ってのが終わった時の感想でした。

 

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はぁここの2人がよかった…

拓留が黒幕であるオヤジを倒すべく立ち上がるこのシーンはヒロイックでしたね!

 

おっけいさんみたいな幼なじみが欲しいと思いながらプレーしていたら、おっけいさんは実際にそう思われて作られていた存在だったという…(笑)

「おっけいさんが黒幕だと思ったらオヤジと結託しててオヤジも悪いやつだったんだけど、おっけいさんは自分の妄想から作られた存在だったから結局悪いのは自分だった!」という怒涛の展開の所はウワッーってなんて一気に読み進めちゃいました。

 

・有村ルート【dark sky end】

普通のギャルゲーしてるけど絶対このままいかないんだよ知ってるよ俺は

ほら!ほらみろ!俺は覚悟してたよ!

よかった!無事生還した!

〜エピローグ〜

は!?おい!死んでるじゃん!なんだよこれ!nice boatやんけ!

 

って感じでした。有村庇って刺されたけど無事だったぜ!ってのは有村の妄想で、実際には拓留は死んでて有村は壊れちゃった。現実は世知辛い

バッドエンドだとエピローグ後がなくて有村が妄想の中で幸せに過ごしてる部分だけしか見えず、何がバッドなのかわからないってのもまた…

 

有村は共通ルート終盤と少しキャラが違うような気がしました。けどまぁ、依存されてもかわいいのは変わらないですからね!ちょろいですね〜僕は!

 

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これは美少女ですわ…!!!

 鏡を使って前後両方を見せる手法を最初にやった人は天才

 

拓留は有村とイチャイチャしているのを望んではいるけど、事件が起きなくなって退屈でもあるって感じだったのかな?

んで、それが原因で尾上は有村を絡めた方向に事件を起こしていった…って解釈で合ってる?

 

・華ルート【deep sky end】

超!強い!力士シール!!

の一言で説明がつくルートでした(笑)

このルートだけブッとんだ方向に話が向かっていって、読んでいて楽しいルートでしたが、華自身の掘り下げとかがあんまり多くなかったなーって印象です。キャラ自体は気に入っていたんですけどねー

 

このルートだけ和久井先生を倒せているので、その点は爽快感があった、かも

 

・うきルート【dream sky end】

結衣が殺された所から分岐したと思ったら、なんか結衣は復活してるしほのぼのとした日常を過ごしている…だと…!?

ですがプレイヤー側から見ると、うきのギガロマニアックスとしての能力がわかっているので、この優しい世界は妄想の中なんだよなぁ、まやかしだとわかってて読むのキツイなぁ〜って思いながら進めてました。

 

で、じゃあこの優しい世界はうきが見ている夢なのか?拓留が見ている夢なのか?が重要だったのですが、あんまり深く考えてなかった僕はここでも上手くミスリードされてビックリしました(笑)

another sky endという別エンドもあり、それを見るとどっちが幸せなんだろう…とか考えちゃいます。

 

来栖ルート泉里ルート【real sky end】

良い話でしたね。個別ルートの中では1番すっきりしていた話だと思います。

共通ルートから若干匂わせておいて触れなかった、来栖と泉里の関係に踏み込んでいくお話です。

ただ拓留は来栖が来栖だろうが泉里だろうが過ごした時間は変わらないってのに気づくのが遅くない?と思いました。

あと川原くんはちょっと擁護出来ないぐらいクズでした(笑)話を進める役として使われたって感じでしたけど。

 

ちなみに僕は来栖か泉里だと泉里のほうが好みです(笑)。中身が同じなので、ビジュアルの差ですけど。

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うん美少女

 

・トゥルーエンド【silent sky end】

いやぁ大人でビターな話だった…高校生の時にやっていたら納得できなかったかもしれません(笑)

 

他のゲームのトゥルーエンドって、最後はみんなで大団円!みたいな感じが多いと思うんですけど、このゲームだとそうじゃなくて、真実を知らないプレイヤーに情報を与える事が一番の目的だったように感じています。

それを部外者となった(現実を見えている)尾上の視点から扱っていくというのがうまいなと思いました。というか、このルート始めた時からすごい違和感があって、それは今まで当事者だった(現実を見えていない)拓留から見た物語をプレイヤーは受け取っていたからなんだなと気づかされました。

 

そんな普通の女の子になった尾上が病室で拓留を糾弾するシーンはもう切ないです。拓留が「後悔していない」って笑いながら泣くのも切ない。

 

で、真ボス和久井先生との対決に移るのですが…

特別である事、当事者である事、周りとは違う情強である事に拘っていた拓留が、事件を通して成長(悟りを開いた?)し普通である事を受け入れて(能力を放棄し)、1番大切な人の尾上を自分と対等にするってのがよかったです。

その上で(能力を失って勝てっこないのに)和久井先生に立ち向かって啖呵を切ったのもカッコよかった…男やでアンタ!

 

そうしてまた事件の当事者とし動き出す拓留と、そこから追い出される部外者の尾上というハッキリした対比…

 

その後かつての決戦の地で、尾上が舞台の客席(=部外者)から、舞台の上(=当事者)の拓留を想起して涙してエンディングへ…

あー切ない、2人は二度と同じ舞台には立てないし、立たないって事ですよね。しかもED曲が拓留から普通の女の子の尾上に向けたメッセージ満載なのもダメです。この場面の展開は本当に綺麗でした。

 

そしてエピローグへ

個別エンドのあった4人が拓留の話をするのですが、またこれが健気で切ない…

このゲームに出てくる女の子はみんな強いですね。

 

最後に尾上と拓留がお互いを見て「知らない人」って言い合う所は切なさが止まらなかったです。(なんならずっと止まってない)

きっと尾上は拓留が親友で1番大切な人だった事をわかっていて、それでも「知らない人」って言ったんだと解釈しています。はぁ切ねぇ。

「別れて、一緒に生きていく」

このセリフが全てです。やっと心の距離は1番近くなった…

 

コレをトゥルーエンドとして提示したスタッフの皆さんは勇気があるなぁと感じました。本当に面白かったです。忘れられないエンドになりました。

 

そんな切なさの塊みたいなエンドでしたが、久野里さんと神成さんのコンビが成熟して言っている所や、拓留もそこに混ざっている事が気持ちよかったです。久野里さんだけが拓留との関わりも保つようになったので、ある意味久野里さんルートでは…(笑)

 

【最後に】

長々とまとまりのない文でした。お恥ずかしい…

自分の中でも整理できていない事も多いので、いつにまして乱雑ですね…

 

拓留と尾上の関係が、スパイラルって漫画の歩とひよのの関係に少し似ていたのも印象的でした。いつだって理想的な相棒は作られた存在なんですかね(笑)

 

おっけいさんですが、拓留の親友の白おっけいさんも、愛の元なんでもやっちゃう黒おっけいさんも、両方をくるくる回しながら精神攻撃をしかける灰色おっけいさんも、トゥルーでの普通の女の子なおっけいさんも可愛かった…。

 

続編のらぶchu☆chu!!(略してLCC)も3/30に発売されるんでやりたいですねー。でもvitaもPS4も持っていないという…

でもこのエンディングからどうらぶchu☆chu!!するんだろう…OP見たけど最後に一気に巻き戻って尾上のちゅっちゅしているの不安しかない!(笑)幼馴染とキスしてんのに不安とはこれいかに

 

感想は以上です!

次はずっと書きたいと思っててかけていない、マンチェスターシティの事を書く予定。

下書きがなかなか進まない~

あでいおすぐらっしゃあ~